朝の時間は何かとバタバタしがちで、ゆっくり朝食を摂れない方も多いのでは?
平日は忙しなく過ぎてしまう朝の時間も、休日くらいは丁寧に朝食を楽しみたいものです。
憧れのフランスに倣(なら)って、花を飾ってご自宅でブランチはいかがでしょうか?
今回は、キッチンから始まる“フランスの片田舎のような朝の楽しみ方”について掘り下げてみます。
記事制作プラン:スタートアップ
文字ボリューム:~3,000文字
制作料金:12,000円
休日は丁寧に朝食を楽しむ
平日に頑張って働いた分、休日は自分をいたわる1日にしたい・・・。
いつもより少しのんびりした朝には、お気に入りの店で美味しいパンを買って、ブランチ(ちょっと遅めの朝食)のメニューを考えます。
バゲットをサンドイッチにしたり、ガーリックトーストにしたり、トマトなどの具材をのせてブルスケッタにしたり・・・どんな風に調理しようかと思いを巡らせる時間も楽しいですね。
そして花屋で季節の花を買って、テーブルをコーディネート。
お店でパンを選ぶ時間も、花を選ぶ時間も、心をリフレッシュさせる贅沢なひとときです。
キレイな花で華やかに飾られた食卓は、1日のスタートを素敵に彩ってくれます。
丁寧な暮らしに欠かせないキッチンインテリア
楽しい朝食をつくるキッチンは、調理道具をはじめ、インテリアや小物など細部までこだわりたいもの。
フランスの片田舎を彷彿とさせるアンティーク調のキッチンは、落ち着きや温かみがあり、素朴さの中にどこか懐かしさを感じさせてくれます。
日々使う中でついてしまったキズさえも、愛おしく感じられるのがアンティーク調のキッチンの魅力のひとつ。
まな板やパン切り包丁(バゲットナイフ)などの調理道具や、食事を盛り付ける皿まで、隅々まで“お気に入り”で揃えられたキッチンは、唯一無二の特別な空間です。
自分の“好き”が詰まったキッチンは、丁寧な暮らしを叶えてくれる存在。
朝食作りもより一層はかどりそうですね。
アンティーク調のフランスらしいキッチンを叶えるパーツ選び
フランスの片田舎の素朴さや温かさ、穏やかさを醸し出すキッチンを叶えるには、扉や天板などのパーツ選びが大切です。
ご自宅のキッチンをリノベーションする際は「可愛らしい雰囲気」や「メンズライク」「上品」など、憧れのフランスのイメージに合わせてデザインしていきます。
キッチン扉
「どこか懐かしく、温もりが感じられるキッチン」には、木製の扉がぴったり。
木の温もりが感じられる無垢材や、少し古びた感じを出す“エイジング塗装”が施された扉は、アンティークな雰囲気を出しやすいです。
取っ手(ハンドル又はつまみ)のデザインによっても、キッチンの表情が大きく変わります。
陶器でできた丸いフォルムのつまみは、可愛らしい雰囲気に。
無骨さのあるロートアイアンの取っ手は、メンズライクなキッチンに。
白いシンプルなハンドルは、キッチン全体をソフトにまとめてくれます。
ワークトップ(天板)
キッチンの中でも大きな面積を占めるワークトップは、素材ごとにキッチン全体の雰囲気が違ってきます。
ホワイト系や少しグレーがかった人工大理石は、シャビーシックで上品な空間づくりに良く合います。
黒っぽい色味の人大であれば、扉を白にしてモノトーンのコントラストを楽しむのも良いですね。
ステンレス天板は、使い込むほどにレトロな味わいが増していくのが大きな魅力です。
濃いブラウンの扉にアイアンのハンドルと組み合わせれば、メンズライクなアンティークキッチンに仕上がります。
柄やカラーが豊富なタイル貼りの天板は、タイルそのものに存在感があり、キッチン全体がレトロでおしゃれな雰囲気に。
白いタイルなら、清潔感や明るさのある可愛らしいキッチンになります。
シンク
シンクはワークトップ(天板)と同じ素材で作られることが多いですが、あえて異素材で組み合わせるのもおしゃれです。
「鋳物ホーローシンク」は艶のある質感や丸みを帯びたフォルムがとても素敵で、タイルや人工大理石との相性も抜群です。
古くから海外でも多く使用されてきたこともあり、レトロ感あるキッチンづくりでは理想的といえます。
照明
キッチンをフランスらしいアンティークな雰囲気でまとめるには、照明の存在も欠かせません。
ベース照明と間接照明を使い分け、明るさを調整して陰影をつければ、奥行き感のある落ち着いた空間を演出できます。
お気に入りのデザインのペンダントライトが吊るされたキッチンならば、毎日の料理も楽しくなりますね。
好きなものに囲まれた暮らしで、毎日を心地よく
好きな花で食卓を彩り、お気に入りのパンを頬張る朝は、忙しい毎日の中でホッと一息つける贅沢な時間です。
フランスらしさを演出した「キッチンから始まる“丁寧な暮らし”」は、心にゆとりをもたらし、幸福度を高めてくれます。
使い続けるほど味わい深くなっていくキッチンで、一緒に年を重ねていく過程を楽しめるのも醍醐味といえるでしょう。
キッチン本体はもちろん、調理道具ひとつに至るまで、選りすぐりの上質なデザインもので揃えられた空間は、“フランスの片田舎”という憧れの暮らし方を叶えてくれます。
ゆっくり時間のとれる休日には花を飾り、こだわりのキッチンで美味しい料理を作り、家族と食事を楽しむ・・・。
家族や自分と丁寧に向き合う時間こそが、毎日を心地よく暮らすための真髄なのかもしれません。