こんにちは、あさぎです。
都会的でホテルライクなインテリアに、上質な素材を使ったモダンラグジュアリーな空間は、気持ちが豊かになり、日々の生活も快適で過ごしやすくゲストにも好評です。
落ち着いたシックなカラーや大理石、石目調のタイルなど、洗練された高級感のあるインテリアに囲まれた贅沢な時間は、まるでモデルルームにいるような非日常感を味わえます。
今回は、内装や設備を変えたリノベーション事例を参考に、ホテルライクなインテリアの魅力をお伝えします。
リノベーションで上質な素材を取り入れ、インテリアをワンランクアップする
朝起きて洗面室で身だしなみを整える時、キッチンで朝食を準備している時、毎日必ず目にするものが、お気に入りだと嬉しいものです。
例えば、白く輝くような一面の大理石タイルの洗面室からキッチンに移動すれば、スマートなペンダントライトが目に入り、モダンなダイニングテーブルが凛と佇む、厳選したインテリアのある空間だと嬉しいですよね。
天然石のワークトップが美しいキッチンで、カップボードに設置したミーレのエスプレッソマシンから珈琲をいれるのが日課だというような暮らしに憧れます。
上質な素材やインテリアでそろえた高級ホテルを思わせるような室内だと、毎日、豊かな気持ちで過ごせるのではないでしょうか。
都内のマンションにお住いのN様は、「お気に入りの家具を置いても、床や壁、インテリアのテイストが合わない気がする」と悩んでおられ、ご相談をいただきました。
じっくりお話をお聞きすると、N様は海外での生活経験があり、インテリアへのこだわりもお持ちです。
しかし現在お住まいのマンションはナチュラルなテイストで、N様の好みではありませんでした。
N様は「シンプルでも、より上質な素材を使った空間にしたい」とお考えで、自宅でもホテルのようなくつろぎを求め、現在の内装ではどこか物足りないと感じていらっしゃいました。
印象的な素材を用いて、がらりと雰囲気が変わるLDKへ
N様のリノベーションでは、不要な壁を取り払い、キッチン・ダイニング、そしてリビングまで一つの広々とした空間にするプランを採用いただき、空間に大きな変化が生まれました。
もともと半個室だったキッチンの壁をなくし、オープンキッチンと壁面いっぱいのカップボードを計画したことで、ラグジュアリーな空間へ。
キッチンダイニング全体が美しいインテリアになるよう、周りのクロスや収納家具の扉カラーも慎重に検討し、間接照明の位置も打ち合わせしました。
一方で、リビングのインテリアプランも、N様の好みをお聞きしながら、検討を重ねていきました。
テレビ背面にグレー系の天然石を模したタイルを貼り、フロート仕様のテレビボードや、間接照明を組み込んだインテリアは、モダンでスタイリッシュです。
モノトーンで統一されたリビングには、グレーのゆったりしたソファーが配置され、洗練された居心地の良い空間を演出しています。
リノベーションが完成すると、これまでのありふれた空間から一変、上質な素材で統一されたホテルライクな空間になりました。
N様は打ち合わせ段階で、キッチン本体のカラーに黒をお選びになり、その後、どんどんスタイリッシュで存在感のあるキッチンのイメージが湧いてきたとおっしゃられていました。
「今は外食するより、家で食事するのが楽しみです」と N様。
「リフォーム前には狭く感じていたキッチン・ダイニングですが、間取りを見直したことでずいぶん広くなりました。リフォーム後は、ホテルで過ごしているような気持ちで、ソファーでくつろいでいます」と喜んでいただけました。
オーダーメイドの収納家具で美しく整った空間に
また、N様のもう一つのお悩みは、これまで必要に応じて家具を買い足してきたため、収納に統一感がないとのことでした。
書類など生活の必需品や、機器類の配線、掃除用品など、日用品があふれてしまわないように、あとから収納家具を買い足していくと、どうしてもインテリアがバラバラになってしまいます。
ホテルライクな空間に、スッキリみえるオーダーメイドの収納家具は欠かせません。
扉の面材をインテリアにあわせて選択できるのも魅力ですし、照明を組み込んでよりラグジュアリーな空間にすることも可能です。
また、柱や梁の出っ張りを考慮しながら、ぴたりと収まるようにデザインすると美しくなりますね。
今回のリノベーションでは、リビングやキッチン、寝室のクローゼットなど、オーダーメイドの収納プランをご提案しています。
特にN様がこだわられたのが、クローゼットです。
N様はたくさんお洋服をお持ちで、お打ち合わせでは「さっと見渡せてコーディネートが決まるような」クローゼットがご希望でした。
そこで、お持ちのお洋服に合わせて、使いやすく収納量も十分なオリジナルのクローゼットを計画しました。
ハンガーバーや収納棚、間接照明やミラーの取り付けなど、憧れのクローゼットに近づけるべく、丁寧に仕様を決めていきます。
リノベーション後は、お気に入りの洋服がブティックの様に並び、毎朝服を選ぶのが楽しみになるようなクローゼットに。
バッグやアクセサリーもひと目で確認できます。
N様には「こんなクローゼットだったら、いつまでも眺めていられます！」と喜んでいただけました。
オーダーメイドの収納家具は、日用品を上手に収納しながら、すっきりとした空間を維持し、自宅にいながらも非日常的でラグジュアリーな雰囲気を演出します。
リノベーションの際には、あらかじめ収納家具を計画しておくと、後からの生活もスムーズですね。
アンビリカルの記事には、施工事例から掘り下げたインテリアと暮らしの魅力が詰まっています
今回の記事では、現場経験のあるライターが、ブログ形式で、リノベーションで叶った理想のインテリアや住まいの魅力を具体的に紹介しました。
天然石調のタイルを施したダイニングでゲストを迎える暮らし、あるいは間取りを変更して大きくゆったりしたソファーでくつろぐ毎日は、憧れのリノベーション事例です。
美しいインテリアと上質の素材を用いて生まれる世界観は、お客さまと工務店さまが創り上げる、ひとつひとつがオリジナルのもの。
建築士ライターとしてアンビリカルの記事を作成する際には、工務店さまや施工事例の魅力を掘り下げ、その良さを「ぜひ知ってもらいたい」との思いを込めて取り組んでいます。
目指しているのは、ただ関連する情報を網羅した記事ではなく、本質的な良さを感じてもらえて、お問い合わせにつながる記事です。
「リノベーションで、こんなに素敵な暮らしができるなら、我が家もお願いしてみようかな」と気持ちが動く記事の作成を心掛けています。
この記事のライターさん
- 二級建築士
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大学院での研究テーマは日本建築。二級建築士。卒業後、老舗住設メーカーに就職、多数の物件を抱えて奔走する多忙な日を送ったことも。
建築なら住宅、カフェ、美術館などの現代建築、日本建築からハリーポッターのホグワーツ城まで、好きの範囲は広い。
子育て中に、SNSなどの発信に興味を持ち、現在はライターに。
