この記事で伝えたいこと
キッチンやユニットバスなど水まわり設備のSEO集客は、内装リフォームとはまったく別世界の場合が多い
キッチンやお風呂・洗面台の集客は、設備そのものに関心を持つお客さまがインターネットを検索するため、SEO施策ではアクセスを集めやすく集客に期待を感じやすい傾向にあります。
ただ、アクセスは集めやすい一方で、競合も非常に多く、お問い合わせへと繋げるにはしっかりと考えてSEO集客する必要があります。
というのも、SEO施策を開始した時期は、ある程度アクセスを集めやすい傾向にあるため、ホームページに訪れるお客さまも右肩上がりでグラフも跳ね上がっているような形になります。
ただし、SEO施策を行えど一向に結果がでない、または期待は持てるのに数値として追いついてこないといったお声はよく耳にします。
特にWeb制作会社などは数値に目が向きやすいため、キッチンやトイレなどの水まわり集客において、落とし穴にはまりやすい傾向が強いと感じています。
水まわりの設備工事は製品の安さに関心の強いお客さまが多いため、割引合戦でまともにSEO勝負できない
システムキッチンや人気のバスルームなどの集客は、製品そのものに関心の高いお客さまが多いため、ストレートに40％OFFなどのアピールが非常に効果的です。
逆に言うと、設備を安く仕入れ、とにかく数を販売する量販店のような売り方になるため、価格が安い工務店やリフォーム店にお客さまが集まりやすい傾向にあります。
そうなると、年通して水まわり設備を商社からまとめて卸せる工務店やリフォームは割引率が高くなるため、とにかく価格競争で勝負する形になるため体力の少ない中小企業では太刀打ちできないのが現実です。
同じやり方で真正面からSEO施策やWeb広告勝負しても、価格に関心の高いお客さまになるため、結局相見積もりの段階で勝負負けする方になります。
キッチンやユニットバスの価格集客で太刀打ちできないなら、思い切って視点を変えたSEO施策で有効だったりします
設備そのものの価格で相見積もりに苦戦する状況なら、価格を意識するお客さまを集め続けるSEO集客から1度離れてみるのはありかと思います。
例えば、システムキッチンやトイレ単体で集客せずに、庭やバルコニーの洗面や、おしゃれな洗面ボウルと合わせたオーダー収納など、空間そのものと抱き合わせになるような形でSEO施策するのもひとつ手だと思います。
他には、システムキッチンはあくまでホームページへ訪れるためのフックとしてSEOの施策を行い、アンディークやアフリカ石といったデザインで水まわりに特長を出したSEO集客も、正面から価格勝負に巻き込まれて疲弊するよりは十分チャンスがあるかと思います。
とは言え、空間リフォームもそんな簡単じゃないんだよ、と感じられる部分はあるかと思いますが、リフォームや工務店の王道ともいう形で自社の魅力を出しながら地道にコツコツとロードマップを歩んでいけば夢のような話ではないと感じています。
