こんにちは、建築士ライターのあさぎです。
プロヴァンス風のインテリアで過ごす幸せなおうち時間
プロヴァンス地方の美しい村にあるような素朴な建物や、アンティークのインテリアに憧れています。
年月が経ち、古びていくことも美しさと思える、本物のもつ素材感に惹かれていて、木の風合いを感じる梁や無垢の床、白い漆喰壁やレンガなど、自然素材でできた家が好きです。
飾ったアンティークの雑貨が、白い塗り壁に映え、窓から差し込む木漏れ日が、木目の浮き出た床の無垢材に届くような家がいいですね。
お気に入りや、こだわりの物、手仕事のぬくもりを暮らしに取り入れるスタイルに憧れていました。
南仏のインテリアには、アンティークの家具や、ガラスシェードのランプ、かわいらしい雑貨が似合います。
以前から、プロバンスの片田舎の暮らしのように、旬の食べ物を自分で調理したり、庭いじりをしたり、自然が身近にある生活をしたいと考えていました。
リフォームをした今では、大きな窓から見える緑に四季を感じ、おうちで過ごす時間を幸せと思う日々です。
記事制作プラン:スタートアップ
文字ボリューム:~3,000文字
制作料金:36,000円
存在感のあるダイニングテーブルを中心に、好きな空間を作る
住まいや暮らしにたくさんの憧れを詰め込んで、古い戸建て住宅をリフォームしました。
南仏プロヴァンス風インテリアのイメージで、木の梁を見せ、白い塗り壁に無垢材の床、白系や木目の家具など、インテリアを統一しています。
海外好きの両親の影響で、輸入家具やアンティークのある家で過ごしていたので、私のイメージはそこから始まっているのかもしれません。
リフォームしたダイニングに田舎風の大きなダイニングテーブルを置き、古風な趣のあるアイアン素材のシャンデリアを設置したら、とても素敵になって、この家の中心的な存在になりました。
大きなテーブルは、普段は家族の食卓ですが、時にはお茶会の舞台でもあり、また手作りの作業台にもなり、何役もこなしてくれます。
暮らしに使う物をいろいろ作るのが好きで、最近では特にハーブに凝っています。
季節の料理に使うために乾燥させたり、良い香りのするハンドクリームや化粧品を作ったりと、手作業の時間は夢中になります。
家をリフォームしてから、作業の合間に好きなティーカップとお菓子を用意して、庭の緑を眺めながらティータイムをしていますが、心安らぐひとときですね。
考えてみれば、子供の頃から「好きな世界観で、暮らしを形作っていきたい」という気持ちがありました。
海外の雑貨やアンティークを集めるのも、そのイメージを集めているのかもしれません。
無造作にグッズを並べただけなのにおしゃれに見えるキッチンにしたくて、リフォームでは、キッチン、カップボードをオーダーメイドで揃えています。
白の木目調のオープンキッチンにタイル壁、雑貨やドライフラワーなどが飾れる棚を設置したら、気分は南仏プロヴァンスです。
ダイニングのスペースには、アンティークショップで見つけた年代物の食器棚も置いて、フランスアンティークの食器を飾って収納しています。
家の中にいろいろと飾るのは楽しいですが、リビングはソファーに座ってのんびり窓の外を眺めながら過ごせるように、シンプルにしました。
リネンのカーテンが風に揺れて、窓の外の緑が見え、無垢の床材が足に心地いい空間です。
夜はランプをいくつか灯し、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすのが好きですね。
木と漆喰の南仏プロヴァンス風の家は、住まいへの憧れをやさしく受け止める家だと感じています。
書物とハーブティーを片手に。午後のひとときを楽しむ
外国の物語や映画には、本がたくさんある部屋が時々登場して、子供の頃から好奇心をくすぐられていました。
昔から持っている本の他にハーブやアロマの専門書も増え、多くの本を収納できる書架や書き物をする場所が欲しくて悩んでいましたが、リビングにつながる和室にぐるりと本棚を設置し、家族や友人にも本を手に取ってもらえるような部屋へとリフォームしました。
大好きな本の背表紙が並ぶ書架、植物の絵画やポスターも飾れる壁面と、憧れていたような図書館のようなギャラリーのような空間です。
本の量や棚の高さを確かめたり、照明を選んだり、納得いくまでプランナーさんと話し合った部屋は、希望通りになりました。
リビングとは室内窓のある壁で区切っていますが、空間がゆるく繋がっていて、私が部屋にこもっていても、家族の存在が感じられます。
お天気のいい時は、本を手に取ったら、庭の木陰のテラス席へ。お気に入りの場所は、いくつあってもいいですね。
庭に植えた植物が育ってきたので、アンティークのレンガを敷いた小道も、だんだんといい雰囲気になってきました。
テラス席で、お手製のハーブドリンクを飲みながらのんびりすごす、贅沢な時間です。
リフォームがつなぐ暮らしと家の物語
思いきり自分のしたいことをしよう、と決めてリフォームした我が家。
壁や床の内装を新しくして、古くなった設備を変え、南仏プロヴァンスのインテリアという全く違ったイメージへのリフォームで、毎日の暮らしが明るくなりました。
もともとの柱や梁はありますが、内装を変えると全く違う雰囲気になりますね。
温かみを感じる木や漆喰には素材の良さを感じますし、住み心地も快適です。
朝起きてきてカーテンを開けると、お気に入りのダイニングテーブルに朝日が差します。
キッチンの棚に並んだ海外の色とりどりの缶には、様々なお茶が入っていて、毎朝、どれにしようかと迷いながら決めるのも楽しい日課です。
庭のハーブも育ってきて、子供たちに収穫を手伝ってもらいながら、いろいろな料理にも挑戦しています。
ハーブの育ち具合や、料理のレシピなどを綴ったブログも好評で、週末にはゲストを呼んでランチ会をすることも多く、ますます夢がふくらんできました。
リフォームをしたら、暮らしが変わってきたと感じています。この家で、今度は何をしようかなと考える時間が楽しいですね。