こんにちは、建築業に特化した集客のサポートを行っているアンビリカルの新人カワモトです。
WEB業界も建築業界も全くの未経験だった私が、WEBコンサルティングのお仕事を通して得た、今まで知らなかったWEB集客のことや、あっと衝撃を受けたことを発信しています。
今回のお題は、本当にあったリスティング広告の怖い話!
WEB広告ってなんだか難しくて良くわからない…
知識があれば自分で判断できるけど、わからないことは何を基準に選んでいいか自分ひとりで決めるのは難しい。
ということで、新人目線でリスティング広告の運用をお願いする会社を選ぶポイントをお伝えします!
おざなりになっている?リスティング広告の目的
ランディングページやホームページの閲覧数を増やすための施策がリスティング広告!
とはいえ閲覧数を増やすためではなく、工事を受注して利益を上げることが最終目的です。
つい、クリック率などの数値に着目しがちですが、ほしいのは工事の受注!
広告の成果はクリック率ではなくて受注が増えて利益があがった!という実感です。
運用会社からのレポートを見て、今月はこれくらい閲覧があったんだ…で終わっていませんか?
まずは、業者探しの前に、「こんな工事が増えたらいいなー」「今までと違ったこんなお客さんを呼び込みたいなー」なんて理想を描いてみてください!
無駄な広告費がかかっているか見分ける指標
毎月レポートをもらっているけど、広告効果を肌で実感できていないなら、まず確認するのは直帰率です!
直帰率は、ユーザーがクリックして表示されたWEBページを閲覧して、他のページへ移動せずにその最初の1ページでWEBサイトから離れてしまうユーザーの割合を示します。
要は、興味を惹かれてクリックしてみたけど、なんか求めているものと違ったという状況です。
ユーザーが、「なんか違った」と思ったということは、広告がターゲットに届いていないことになります。
直帰率についてはインターネットに様々な情報が掲載されていますが、アンビルカルがリフォーム業・建築業のお客様のリスティング広告の運用を行っている中での肌感は、直帰率40%を目指しつつ60%まで行けば万々歳と言ったところでしょうか。
今、リスティング広告を運用しているなら、是非自社の直帰率を確認してみてください!
広告運用をするなら、まず業種理解がないと始まらない
リスティング広告は、興味をもつターゲットに届ける広告です。
ひとことにリフォームと言っても子供が巣立った後の夫婦なのか、中古住宅をリノベーションしたい若い夫婦なのかで、ニーズはまったく異なります。
まずは、建築業の理解があることは大前提!
そこから、どんな社長がどんな施工をしているのか、会社の特徴を理解しなくてはなりません。
さらに!会社の特徴を理解した上で届けたいユーザー像を作ります。
今、運用をお願いしている会社とユーザー像の話なんかしたことがない…と思った方は黄色信号かもしれませんよ…?
ユーザー像がイメージできていないのは、住所を書かないで手紙を投函しているようなもの。
せっかくターゲットを絞り込むことができるWEB広告!しっかりターゲットに届くようにしたいものです。
直帰率は手間暇かけて改善するしかない!
直帰率の改善はとっても細かく骨が折れる作業です。
便利なのか不便なのか、自動で溜まっていく何百何千にもなるキーワードをほぼ手作業で選定していく、とにかく細かい作業!
この選定作業こそが「運用」であり、広告費効率の鍵となります。
実は、この選定作業はやらなくてもリスティング広告を出し続けることができてしまいます。
ただし、ターゲットに的を絞らずにチラシをばら撒いている状態なので、直帰率が思わしくない場合は、キーワードの選定がきちんとされていないかもしれません。
毎月のレポートに、どんなキーワードにいくら使ったかが書いてありますか?
本当にあったリスティング広告の怖い話
リスティング広告の運用をご依頼いただいたクライアントで、ご依頼時点の直帰率が98%という方がいらっしゃいました。
広告費が50万円だったら、98%の49万円をかけて関心が無い人へと広告を表示していたという恐ろしい状態です…!
運用を開始してから2か月目で直帰率が79%まで改善。
今まであった問い合わせ内容のほとんどが営業だったところから、実際に工事を行いたい人からの実のある問い合わせが増えたそうです。
届けたいターゲットが見えていれば、限られた予算の中で最大限の成果を得られるだけでなく、強い気持ちで求めるユーザーからの問い合わせが増えます!
競合が多い業界でも、価格競争に巻き込まれにくい工事の受注を獲得することに繋がりますよ!
リスティング広告の運用をお願いするときのポイント5つ
リスティング広告の特徴は、ターゲットを狙って広告を出せることです。
ターゲットに届けるために大事なことはこの5つ!
- ほしい工事など目標をもって運用している!
- 建築業・リフォーム業など業界理解がある!
- 業界を理解した上で自社の特徴やスタンスを理解してもらっている!
- 直帰率が悪くない(ちゃんと運用してもらえている)
- キーワードについてコミュニケーションをとってくれる!
どんなに知識をもった業者さんでも、社内の人と同じだけ会社やサービスのことを理解はできません。
「今こんなキーワードで運用しています。」「このキーワードは自社のサービスイメージとあっていますか?」などコミュニケーションを取れば、より効果が期待できる運用になること間違いなしです!
アンビリカルの原点は町のリフォーム屋さん
中小企業がリスティング広告の運用をするとき求める成果は、限られた予算の中で利益が取れる工事を受注することです。
アンビルカルのリスティング広告運用代行は、広く浅く多くのユーザーに届けるような、例えるなら網を使った漁法でたくさんの魚を捕まえてその中からニーズに合った数件の受注を目標とする運用ではありません。
一本釣りをするように本当に求めているユーザーに、ピンポイントにアプローチをするリスティング広告の運用方法です。
実はこれ、リフォーム会社の社内のWEB担当者として集客をしていた経験がある社長の方針なんです。
外部の運用代行と違い、常にお客様の声に触れる機会があり、また集客してきたお客様の工事原価がわかります。
お問い合わせが獲得できても、そこで終わりではなく、竣工して利益になるまでの道のりは長いものです。
届けたいお客様にピンポイントに届ける運用は、広告費の効率が上がる分とても手間がかかります。
それでも手間をかけた運用をするは、現場がそれを求めていることを知っているから!
見積もりに行くコスト、原価管理、成約率も工事単価もあげたい!その全部に広告運用の成果がつながります!