こんにちは、建築業に特化した集客のサポートを行っているアンビリカルの新人カワモトです。
よく、どんなお客様が集客したいですか?獲得したい工事の単価はいくらくらいですか?5年後のイメージは?なんて質問していますが、今回はあえて目標を立てずに集客する方法!
ホームページを作ったけど集客効果がない…
忙しくてホームページのことまで手がまわらない…
けど、なんとしてもWEB集客しないとそろそろ辛い…!
そんな方に、忙しくても集客できる、目標を立てない集客方法を解説します!
目標=理想になるとスタートダッシュで息切れしてしまうから挫折しないことが大切!
ダイエットしようとして、毎日10キロ走る!食事制限もする!と思って始めたけど続かなかった…そんな経験ありませんか?
WEB集客もダイエットと一緒で、張り切って始めたけど目標に辿り着けなかったということが良くあります。
なぜかというと、集客効果を得るためには、やはり手間がかかるから。
毎日走ることが大変なように、WEB集客も「やる時間」を確保することが難しく挫折してしまうのです。
いきなり、月に10件の問い合わせを獲得しよう!と目標をたて、そのために早速サイトリニューアル!毎日ブログを更新!と張り切ってみたものの、日々の業務に追われて辛くなってくる…それが普通です。
サイトリニューアルって制作会社がやってくれるでしょ?と思っても、完全に丸投げするのは難しい現状です。
完全に丸投げでお願いしたつもりでも、あれやこれや依頼されて、その都度社内のリソースを割かなくてはいけなくなってしまいます。
目標をたてるとやることが増える!WEB集客の手段とそれぞれの負担感
WEB集客をしようと思っているなら、SEO対策やブログの更新など、これをやったらいいかな?と思っていることがあるはず。
WEB集客の方法はいろいろありますが、まずはそれぞれの負担感を把握することがおすすめです。
実際頼んだら、社内でやってみたら、どれくらいの手間がかかるのか?それぞれの社内の負担感をお伝えします。
1.サイトリニューアル・サイト制作
制作するサイトの規模などにもよりますが、どんなWEBサイトでも写真と文章の準備が必要となります。
取材させてもらえれば、あとはこちらで全部やっておきます!と言ってもらえるのはレアケースです。
写真
写真は、社内に過去の現場の写真などのストックがあれば使うこともできますが、せっかく作るホームページの顔になる写真なので、より良い印象になるように写真はプロに頼みたいもの。
スタッフ紹介のページに写真をのせるなら、掲載する人数分の撮影も必要になるので、スケジュールを調整して写真撮影の時間を確保します。
現場の撮影は、稼働状況に左右されることがあるため、過去の写真も探して選定しておきます。社内のデータベースにきれいに整理されていないなら、探す時間を確保しなくてはなりません。
文章
サイトに載せる文章は、制作会社から社内で執筆してください!とお願いされます。
この文章作成が写真の準備より時間がかかります。
プロのライターさんでも1ページ分の文章を書くのに3時間程度はかかるので、日頃文章を書くことに慣れていないのなら、倍程度の時間を見込んでおきましょう。
2.施工事例の更新
どんな施工をしているかは、お客様の関心が高いところです。
施工事例ページに欠かせないのは、やはり写真です。
掲載する写真を集めること、それを施工事例ページとして掲載する時間の2つの時間が必要となります。
3.ブログの更新
どんな会社かをリアルに伝えられるのがブログです。
更新した方がいいことはわかっているけど、手が回らないとおっしゃる方のお悩みは、執筆の時間が確保でいないことと、何を書くかネタが思いつかないことの2つです。
題材を考えること、執筆すること、それをホームページにアップロードする作業の3つの時間が必要となります。
4.SNSを始める
近年、クライアントから「SNSを始めたい」と言われることが多くなりました。
無料でスマホでも始められるので、気軽にできるイメージのSNSですが、集客につなげるためには一番手間をかけなくてはいけないのがSNSです。
いいね、フォロー、コメントをするだけではなく、特に始めたばかりのときはフォロワーになってくれそうな人へのアピールが必要となります。
気軽に楽しめるツールではありますが、集客までもっていくなら毎日まとまった時間の確保が必要となります。
5.リスティング広告
プロに頼むイメージが強いリスティング広告ですが、実は社内でも運用できます。
しかし、Googleが自動でキーワードを追加していくため、動向を注視していないと、思わぬキーワードにお金をかけてしまうことになりかねません。
あっという間に広告予算を使い切ってしまうこともあるため、専任の担当者を置きキーワードの動向に目を配れるよう、運用の時間を確保できる環境が必要となります。
WEB集客を全部社内でやるには負担が多い!社外に委託すべき業務
WEB集客の方法は何種類もありますが、それぞれ特徴があるので会社の状況に合わせて組み合わせていきます。
忙しい業務の合間に、数ある集客手段をいくつも試してみるのは難しいもの。
ここでは、社内で取り組むより専門家に委託するこがおすすめの業務をご案内します。
1.SEO対策
Googleは日々アップデートを行っています。
変化のスピードが早いので、情報収集するだけでも一苦労です。
また、サイト内の対策はWEBの専門知識が必要なため、コーディングができる人材が社内にいないのであれば、委託しないと対策自体が難しい場合があります。
2.WEB戦略
「どうやって売るか」は業界とサービスを深く理解したマーケターが力を発揮します。
どんな人に対してどんな情報を掲載するかなどのコンセプト作りは、社外の視点を入れることで発想が広がります。
コンセプトに合わせて、社内でできる施策は何か?集客手段はSEOなのか?広告なのか?など組み合わせを提案してもらうことができるので、早く集客効果が現れます。
3.リスティング広告
リスティング広告のキーワードは選んで終わりではなく、日々調整も必要となります。
運用にWEB広告の知識が必要なのはもちろんですが、どんなキーワードがどんな工事に繋がるかは、経験がものをいう世界。
広告手数料を気にされる方も多いですが、広告効率で効果が倍以上変わることがあるので、パフォーマンスで選ぶことがおすすめです。
どんな集客手段も、継続していくことが1番効果が大きい
どの集客方法を選択するにしても、継続していくことが効果への近道です。
ブログだったら、更新し続けられるか?
WEB戦略練るなら、立案したあと検証しブラッシュアップできるかが鍵となります。
まずは社内のリソースを把握し、無理なく続けられそうなものから、小さく始めることがおすすめです。
完璧に集客できるブログのネタを考えるよりは、まずは週に1度更新してみる。
何を書いていいかわからなくなったら、今日の業務を振り返ってみてもいいかもしれません。
施工事例も、事例ページの更新までするのが大変なら、まずはお客様や施工ごとに写真を探せるように、写真の保存場所のルールを決めてみる。
お問い合わせがあったら、お客様の情報を一覧で見れるようにまとめておくことも、ターゲット像を作るのに有効です。
ブログの更新も、写真のストックも、問い合わせ履歴も、いざホームページをリニューアルしたい!リスティング広告を始めたい!というときに役立つので、やって終わりじゃないのが良いところ。
次の一手に役立ちます。
日々の業務にプラスワンするだけなら、続けられそうな気がしませんか?
成果につなげる!あえて目標を立てないWEB戦略まとめ
①今さけるリソースを把握する
まずは、どれくらいの時間がつくれそうか?
そして、今ある業務に、プラスワンできそうなことを見つけましょう。
②無理なくできることを日々のルーティンに
現場に行ったら必ず写真を取る、週に1度は業務日報の代わりにブログを更新するなど、やることをルーティン化してしまいましょう。
③プロに相談するポイントを把握する
専門性の高い分野は調べているだけで時間がかかるので、専門家に依頼しましょう。
毎月の打合せや費用が不安なら、まずは3か月に一回現状分析を頼むのもおすすめです。
お医者さんに健康診断を受けるように、現状把握をして、プロ目線のアドバイスを実践すれば効果も高まります。
まとめ
ホームページをつくってそのままになっている状態は、人通りのない路地で看板も出さずにお店を開いているようなものです。
人を呼び込むために、チラシをポスティングしたり、人通りの多いところで呼び込みをするように、まずはホームページの存在を知ってもらわなくてはいけません。
数年前のチラシを見て来店する人はいませんよね?
ホームページも続的に更新をしていくことで、新しいチラシを撒いているような効果が期待できます。
とはいえ、一度認知されたら大きな労力をかけなくても人を呼び続けることができるのがホームページ。
まずは、認知されるところまで挫折せずに、継続できる流れを作りましょう!