こんにちは、東京でリフォームや工務店のSEO記事制作と言えば、アンビリカルのツトムです。
広告の中でも設定や使い慣れなど、専門性の高さからリスティング広告の運用をWeb制作会社や広告代理店に依頼する方も多いはず。
ただ、費用を掛けてみたものの毎月レポートの説明をされるだけで、費用に見合った効果が出ているか不安になるのもリスティング広告の特徴だと言えます。
掛けた費用を無駄にしないで効果を実感するためには、レポートの内容よりも運用がどうなっているのかを知り、また運用者がどんな姿勢で作業をおこなっているかを見分ける必要があります。
リスティング広告の特徴と効果的な運用方法
Web広告の良いところは、効果が得られるまで何度でもリカバリができる点。
先月の結果を分析し、タイムリーに次月以降の施策を更新することができます。
掲載するにあたって、最初にリサーチやターゲットの選定を行うことはもちろんですが、運用しながら精度を高めていく作業もなくてはならないこと。
ブラッシュアップがしやすいWeb広告だからこそ、きちんと結果を分析しリカバリをおこなうことで、より高い集客効果が期待できることが魅力です。
効果が出にくいリスティング広告の運用例
メールでレポートの説明だけが届き、商品やサービスについての質問や、実際のお問い合わせ内容について具体的な確認がない運用は、運用者の勘に頼った博打とも呼べる運用となっている可能性が高いので注意が必要です。
リスティング広告の運用を始めたけど効果がない、あるいはコンバージョンは獲得できているけど利益が出る受注につながった実感がない、そう感じているのなら効果が期待できる運用ができているか判断するポイントがあります。
リスティング広告について最低限必要な知識をお伝えしますので、その知識をもって判断ポイントを確認してみてください。
リスティング広告の基礎知識
リスティング広告には、ユーザーが広告をクリックしたときのキーワードを分析できる機能がはじめから備わっています。
この機能を使えば、問い合わせ対象のユーザーがどのようなキーワードで訪問してきたのか知ることができます。
自社の商品やサービスにとって、必要なキーワードか、または不要なキーワードも判別することができ、不要なキーワードについては広告を表示させないように除外設定がおこなえます。
このキーワードの除外設定はとても重要です。
リフォーム会社でよくある例だと、洋服のリフォームのキーワードが除外できていない場合があります。
運用の効果に直結するキーワードの選定作業
仮に1日30回クリックされると、代行業者は、900近くのキーワードを商品やサービスに合った形で選定する作業が求められます。
900キーワードと聞いて多いと感じるでしょうか。
この数字は一例で、実際は3000~5000のキーワードを選定していくことがあります。
このキーワードの選定は、効果を左右する非常に重要なポイントです。
選定が適切におこなえていないと、ターゲットに届かない広告となってしまいます。
ターゲットに届いているかを示す直帰率
もし、キーワードの多くを除外設定しない、あるいはそもそもお問い合わせに至たるキーワードが分かっていない運用がおこなわれていたらどうでしょうか。
ひとつの指標として、直帰率というものがあります。この数値が高いほどターゲットに広告が届いていない可能性があります。
広告の9割近くがターゲットではない人に表示されてしまった場合、9割の広告費が無駄になってしまいます。
たとえば、洋服や指輪のリフォームをしたい人にキッチンのリフォーム広告を表示しても問い合わせにつながることはまずあり得ません。
効果を期待できる戦略されたリスティング広告とは
商品やサービスに合った形で必要なキーワードを選定するには、そもそも商品やサービスについて深く知る必要があります。
そのため運用を行う業者は、お問い合わせに至るまでの経路や、サービスについて具体的な答えを求める質問をするはずです。
サービスやターゲットを理解して運用を行えば、届けたいターゲット層にちゃんと広告が届くため、問い合わせの確率が高く、また無駄なクリック費用を抑えられます。
戦略的に運用されたリスティング広告の判断ポイント
リスティング広告の効果に疑問を感じているなら、次に上げる判断ポイントを確認することで、効果を期待できる運用か簡単に確認することができます。
- 広告をクリックした時のキーワード(検索語句)について、質疑応答がある
- ターゲット層に合わせて、効果の薄いキーワードを除外、または期待できるキーワードが追加されている
- 追加されたキーワードに対して、定期的に広告文章も更新されている
まず、ターゲットやサービスを理解しているか、また更新を行うことで精度を高めているかがポイントとなります。
定期的に広告文章の更新ってどういうこと?
リスティング広告は、「広告のキーワードと、広告文章、クリック後のリンク先」3つの総合点により、クリックの価格や表示のされやすさが判定されるとGoogleが発表しています。
運用を行う中で検索キーワードを追加していくと、追加すれば追加するほど過去に作成した広告文章との一致性が薄まります。
キーワードの追加は運用に必要不可欠なため、広告の効果を維持するためには、追加したキーワードに合わせて広告文章を更新していく必要があります。
広告文章の更新は、3ヶ月に1度の更新が理想的です。キーワードの追加に合わせて広告文章のバージョンアップをすることで、広告が表示されやすくなり高い効果が期待できます。
運用をはじめてから広告文章の更新がほとんど行われていない場合は、一度広告文章の見直しを行うことがお勧めです。
リフォーム会社におけるキーワード選定の事例
ターゲットに届くキーワードの選定は、サービスと業界への深い理解があってこそ。
サービスについて理解していないと、必要なキーワードを除外してしまったり、あるいは不要なキーワードに広告費をかけてしまいます。
ここで、リフォーム会社に特化した弊社ならではのキーワードの事例をご紹介します。
リフォーム業に携わる人なら必要なキーワードか、不要なキーワードかきっと分かるのではないでしょうか。
事例1
「リフォーム プリーツ」
これは洋服のリフォームか?それともそういう工法があるのか…?
いえいえ、そんな工法はないですね。このキーワードは除外するべきキーワードです。
プリーツ網戸もありますが、リフォーム会社ではプリーツ網戸の問い合わせがほしいことはまずないでしょう。
事例2
「リフォーム リブ」
リブといえば、トレーナーの袖口のことやリブニットなど洋服のイメージが強くありますが、建築業でリブは補強や突起を指しますね。
住宅やリフォームにおいては、リブ天井やリブパネルなどおしゃれなデザインが楽しめます。
いずれにしても、そのキーワードを除外するかしないかの前に、どんな問い合わせがほしいかをイメージすることを大切です。
リスティング広告の効果を上げるには業界理解があることが大前提
ターゲットに届く運用のためにはサービスの理解が必要です。
とはいえ、900個のキーワードについて質問されても回答するのにも骨が折れてしまいますし、運用者側もそれでは利益が担保できないため時間をかけることを嫌う傾向にあります。
リスティング広告は上手に運用できれば、ターゲットとなる層へダイレクトに広告を配信できるため高い効果が見込めます。
また、分析に基づいた施策を繰り返しおこなうことで、温まった購買確度の高いお客さまを狙うことも可能です。
広告運用の効果がいまいち実感できていないのなら、この機会に3つの判断ポイントについて質問してみてはいかがでしょうか。