代表者メッセージ
10年程前、初めて本格的に建築業に関わることになったのは、リフォーム店に入社したことがきっかけでした。
元々WEB集客のお手伝いをしていた関係で、WEB集客担当として関わりがあった会社にお声がけいただいたのです。
どこにでもあるような町のリフォーム店。
当時のメンバーは3人。
社長と営業兼施工管理、そしてWEB集客担当の私でした。
今思えば、3人目のメンバーとして、設計でもデザイナーでもなく、WEB集客担当を加えたというのはすごい決断だったと思います。
元々、WEB集客のお手伝いをしていたといっても、本格的に建築の世界に足を踏み入れるのは初めての経験。
そして、本格的にWEB集客に力を入れるための引き合いだったため、ほとんどゼロからのWEB集客スタートでした。
その時の私はいち従業員の立場です。
外部の会社として関わる以上の成果が求められ、また内情を知る立場としてできることが増えた分、どういう切り口でアピールするべきか最初はとても悩んだものです。
せっかく社内にいるのだからと、まずは、現場やお客様の生の声を集めることから始めました。
お客様へのお茶出しをしながらご相談の内容に耳を傾け、現場で解体作業を手伝ったり、職人さんにインタビュー、ときには勾配計算を手伝い、工事台帳の作成から原価管理まで、できることはなんでもしました。
WEB集客というと、机に座ってする仕事というイメージですが、現場を知ると知らないのとでは画面の向こうにいるお客様に伝えられる熱量が変わります。
デスクワークで仕事をするつもりで出社しても、結局現場に出るのでスーツを破り、革靴をつぶし、それでもその魅力を掘り下げたいと走り回る日々が続きました。
入社したリフォーム店は、当時きれいなインテリアを提供する会社とは全くイメージがつかない工場のようなオフィス、そしてショールームももちろんありません。
下請けの工事がメインの中、私の命題は、自社で集客して工事単価を上げること、そして少ないメンバーで運営しつ続けるために無駄な見積もりを減らし成約への確度の高いお客様を集客することでした。
無理難題と思われるでしょうか?
もちろん試行錯誤の日々でしたが、今では従業員20名規模に成長し中規模リフォームがメインの会社へと成長しました。
ホームページからの問い合わせ件数は毎月3桁を超え、工事が半年待ちとなる嬉しい成果です。
アンビリカルはその成長の中、職人さんや下請け業者から「うちの集客も頼みたい」とお声をいただき立ち上げた会社です。
競合の多いリフォーム会社・工務店に、自社で集客することを諦めてほしくない。
利益にコミットしたWEB集客を多くの方に広めたいという想いで邁進します。