【事例記事サンプル】「自宅ワークでもオンオフ快適に過ごしたい」日頃の悩みとリフォームを結びつけるライティング

オンオフを切り替えるために欲しいものは、仕事専用の収納

自宅で仕事ができるというのは、とてもメリットがあります。

通勤時間はないですし、家事を済ませてすぐに仕事に取り掛かれ、休憩時間も自由に取ることができます。

一方で、仕事のふとした瞬間に家のものが視界に入ることで、家の用事を思い出し、ちょっと家事を片付けてしまおうと気持ちが仕事から外れてしまうといったデメリットも。

オフの時間になると、仕事道具をとりあえず棚の上や机の端に一時置きしてしまいがち。

そのため、本来ならば家族とくつろぎたい時間にも仕事が気になってしまうこともあります。

どうしてこのような状況になってしまうのか、私なりに分析してみました。

それまでは、ものが増えすぎたために片付けられないのではないかと思っていました。

しかし改めて考えてみると、家で仕事をすることが定着化し、必要な収納が変わったのではないだろうかと気づいたのです。

私は、日中の家族がいない時間であれば、仕事道具をテーブルに広げられる場所であるダイニングを仕事場所として利用しています。

収納のことまで考えず、なんとなくその場所で始めてしまっていますから、仕事道具を片付ける場所は残念ながらありません。

この場所で素早く切り替えできるようにするには、今までの収納では不十分なのです。

「ものを増やしてしまった自分が悪い」と、すっかり自分を責めていたのですが、解決策を思いついたことで気持ちも前向きになります。

「仕事道具を十分に仕舞うことができる、出し入れしやすい専用の収納をダイニングに追加したい！」と思うようになりました。

出し入れする必要がない、自分だけの仕事空間が欲しい

早速改善に取り掛かろうと思いましたが、家族がいる休日にも、急ぎの仕事をしたいことがあります。

それに、仕事が忙しい時期には片付ける時間さえ惜しいのが正直なところで、収納が解決したとしても、ダイニングで仕事をするのはやはり不便だなと思ったのです。

仕事中に、家事に関するものが目についてしまうことも問題として残っています。

使用していない部屋があるのであれば、仕事用の個室を設定し、空間を分けることで簡単に解決するかもしれません。

しかし、私のようにできる限りコンパクトな家で暮らしたいと考え住まいを選んだ人には、選択できない方法。

それでも、諦めたくない！今の住まいで仕事用のスペースにできる場所はどこだろうと考えたとき、ダイニングやキッチンから離れた場所にある、押入れが思い当たりました。

押入れは奥行きがある空間なので、思い切ってリフォームし仕事スペースにすれば、収納もたっぷり取れます。

仕事専用の机も設置できますし、オフの時間にはカーテンや扉で完全に隠すようにすれば、やりかけの仕事をそのままにしておいても気になりません。

「私だけの空間が作れるかもしれない」と思うと、ワクワクした気持ちが止まらなくなりました。

押入れ以外でも、階段のある家なら階段下にも同じようなスペースが作れそう。

普段使いこなせていない小さなスペースや、ちょっとした工夫で生まれるスペースがどの家にもあります。

模様変えだけでは叶えられなくても、リフォームであれば壁や棚を移動して実現できることもあると思うのです。

リフォームで仕事部屋を自分だけの快適空間にする

棚や机、間仕切りを設けることで、利便性や効率は向上できそうだと落ち着きました。

利便性だけではなく、仕事部屋をお気に入りの空間にするには、机や収納以外にどんな要素が欲しいだろうかと考えたとき、行き詰まったときに一息つけるような、眺めのよい窓があるといいなと思ったのです。

自然が好きなこともあり、緑豊かな庭や開けた景色が見える窓のそばが理想的です。

自宅だけでなく、気分転換も兼ねてカフェで仕事をすることがありますが、私は迷わず植物が見える窓の近くを選びます。

数分でも緑を眺めるだけで、気持ちの切り替えや集中力を回復できるからです。

押入れのような小さな空間はコンパクトにまとまって便利ですが、壁や棚だけに囲まれていると、ときには息苦しさを感じてしまうのも正直なところ。

押入れを活用した場合には窓から離れてしまうので、観葉植物を近くに置いたり、絵を飾ったりすればリフレッシュできそうだなと思いました。

仕事部屋は、ストレスを感じずに集中できるだけでなく、快適な空間にしたい。

さらに。家族に気兼ねなく自分好みの壁や床、机のデザインで仕上げることができたら最高ですよね。

お気に入りの仕事スペースであれば、仕事時間には仕事に集中でき、オンオフの切り替えもしやすくなると期待できます。