はじめまして、ライターの成瀬と申します。
以前は銀座の専門店で販売員として働いており、出産を機に専業主婦になりました。
そして一戸建ての注文住宅を建てたことがきっかけで、建築業界に関心を抱くようになりました。
その後、子どもとの時間を大切にするために自宅でできる仕事を探し、ブログ運営やWebライターの講座を学び、自力でお小遣いを稼いでいました。
そんな中、ありがたいことにご縁あってアンビリカルのライターとして再出発することになりました。
今回は、そんな私が感じてきたことや、ライティングに対する熱い思いを綴らせていただきます。
販売職にかける思い、やりがい
自分が学んできた販売知識を駆使して、「自分がお客様だったらこんな接客がして欲しい」と思えるような、初心者でもわかりやすい丁寧な接客を心がけていました。
品の良いお客様がいらっしゃる中に、高圧的で販売員を見下すお客様も時々いらっしゃいました。
時に理不尽に怒鳴られたり罵倒される事もあり、泣きそうになる気持ちをグッとこらえた日も少なくありません。
そんな日々を送っていたある日、お客様からお礼のお電話をいただきました。
「とても素晴らしい接客でした。ありがとうございました。」と。
その時初めて「辛いことはあるけど、私の思いが伝わる人には伝わるんだ。」と知った時には、嬉しくて涙がでそうでした。
『思いを込めて接客していたら、伝わる人には伝わる』ということがわかり、接客のお仕事の楽しさを感じた瞬間でした。
空気で感じる、お客さまのニーズと感情
私が接客の際に心がけていたことは、お客さまの言葉を聴きながら状況をイメージして、同時にお客さまの感情を表情や声のトーン、仕草から感じ取ることでした。
それはうまく言語化できなかった感情だとしても、心で感じ取ることはできます。
そのイメージのもと、お客さまが必要としている情報と共に感情に寄り添った対応を、こちらの知識を駆使してお答えするというものでした。
私がここまで意識して接客していられたのは、自分が抱いていたコンプレックスや過去の辛い経験があったからです。
コンプレックスがあるからこそできる接客がある
人は誰でも寂しさや不安、孤独を抱えています。
表情や言葉にしなくても、なんとなく空気感で感じ取れることもあります。
そんなお客様を深層心理から包み込むような、少しでも癒すことができるような、そんな接客がしたいと感じていました。
私は幼い頃から落ち着いたおとなしい性格で、それをからかわれる事もありコンプレックスでした。
寂しさや孤独を感じた事もありましたが、今では「こんな私だからこそ、ここまで思いを込めた接客ができるんだ」と感じています。
お客さまが喜ぶ姿のために、休日出勤するほど夢中に
『ものを作る、何かで自分を表現する』ことが好きだった私は、販売をしながら手作り教室の講師として人前に立つこともありました。
自分が考えた作品を作ってみたいと生徒さん(お客様)が来てくださる。
そんな仕事にやり甲斐を感じていました。
「どんな教室にしたら、お客様は喜んでくれるかな?」「どんな作品なら、お客様は必要として作りたいと思うかな?」そんなことを思いながら教室のレッスン内容を考えている瞬間はとても楽しく、サービス残業も苦にならず、喜んで休日出勤していたほどでした。
作品を考えているときは、食事を摂ることを忘れていたり、深夜になっているのに気づかないほど夢中になっていました。
そんな日々の中、常連のお客様や初めてのお客様が満足されて帰っていかれる姿を見て、とても嬉しかったです。
お仕事を通して感謝のお言葉を言っていただけると、社会のお役に立てているという嬉しさと充実感を感じました。
そして、自分が誰かのお役に立てていると実感できることで、「もっと誰かのためになれる存在になりたい!」と強く思うようになりました。
ライターとして再出発!そこで驚いた『アンビリカルの信念』
販売職の楽しさを感じていた私でしたが、結婚前に仕事を退職し、出産して母になりました。子育てに専念したかったため専業主婦となり、新しく建てた注文住宅で楽しく暮らす日々を送っていました。
その後は自宅でできる仕事を探し、約100万円の自己投資をして学んだブログ講座を実践すべくブログ運営を始め、2024年からはWebライターのお仕事をするようになりました。
そして今回、幸いなことにご縁あってアンビリカルのライターとして再出発することになりました。
そんな私がアンビリカルに入って驚いたことは、ウェブ集客会社がものを売ることの概念や信念を未来志向で持っていたことでした。