ホームページを改善したいけど、経験が浅い場合は何から手を付けて良いか迷うものです。
リフォームサイトの運用経験が少ない方でも比較簡単に問題を発見する方法があります。
特にテクニカルな技術は必要なく、解析ツールの直帰率を見るだけでも問題を解決する糸口は見つかる。
今回の記事では、直帰率から発見できる問題解決の糸口についてご紹介します。
経験の浅いサイト担当の方は困っている
スタートアップの工務店やリフォーム店では、突然リフォームサイトの更新担当に任命されることはよく聞く話。
「問い合わせがないからどうにかしろ」と上司に言われたものの、ホームページの解析データを眺めても答えがでる訳もなく困り果てる姿を見かけます。
経験の浅い人でも出来ることはあるか問われたので、直帰率から見つける改善点のアドバイスをおこないました。
直帰率ってなに?
開いたリフォームページをどこもクリックせず、そのまま「ポチッと」閉じてしまった割合を数値化したものが直帰率です。
仮に100人がリフォームサイトに訪れたとして、80人の方が他のリフォームページを見ないで閉じてしまった場合、直帰率は80%となります。
80人の人が「違うな」と感じて閉じる訳ですから、問い合わせの取れないページと言っても過言ではない。
問題から何を考えるのか
では、ほとんどの方が離れてしまった残念なページをどうするのか。
「結果から問題を膨らませる」この1点に尽きます。
何も難しいことはなくて、単純に「誰が、何を、どうして?」とすべてにおいて疑問を投げかけるだけです。
「なぜページから離れる?」「きっと書いている内容が悪いからだ。」「何が悪いんだ?」この繰り返しです。
大切なのは仮定してテストする
疑問から仮定につなげ、問題の推測ができたら、次はテストです。
「もしかしたら、考えているより年配層が見に来ているのでは?」と疑問から問題を推測したとしましょう。
「内容をもっと年配向けに変更すればどうだろうか?」と糸口を見つけることができたので、どのようなテストができるか項目を並べてみます。
ここで大事なのは、「年配向けリフォームのページ」と「若者向けのリフォームページ」など、結果に差がでるものほどテストしやすい。
次第に数値に差があらわれる頃には「求められるニーズ」として結果が出てきます。