こんにちは、建築業に特化した集客のサポートを行っているアンビリカルの新人カワモトです。
WEB業界も建築業界も全くの未経験だった私が、WEBコンサルティングのお仕事を通して得た、今まで知らなかったWEB集客のことや、あっと衝撃を受けたことを発信しています。
先日、「サイトリニューアルが失敗することが決定した打合せだった…」とぼやきながら帰ってきた社長。
失敗することが決定するって一体どんな状況?リニューアルするために打合せしたんじゃないの?と疑問に思ったので詳しく聞いてみました。
いざ!サイトリニューアル…のはずが頓挫してしまうことが実は多い
建築業のWEB集客を行っているアンビリカル。
サイトの運用をサポートして集客に貢献するお仕事を行っています。
日々の運用を行っていると、必ずと言っていいほど「サイトリニューアルをしたい」「もうひとつWEBサイトを作りたい」というお声があがります。
今回は、新規のお客様がサイトリニューアルをすることになったからディレクションに参加してほしい。ということで初回の打合せに参加してきたエピソードです。
サイトリニューアルが失敗することが決定した打合せ
サイトリニューアルすること自体は決定事項!
お客様の方で既に制作会社にサイトリニューアルをご依頼済みでした。
アンビリカルは制作会社さんとの打合せに同席する形でディレクションスタート。
WEBサイトのデザインが既に作成されてどんなサイトにするかの打合せを行います。
実は、この時点で失敗かも…となるポイントは「サイトをリニューアルすることが先行して決定しており、制作会社からデザインカンプがあがっている。」という、一見なんの問題もなさそうな状況。
ところが、この状況になるとサイトが完成まで漕ぎ着けず、リニューアルが頓挫してしまうことが多いらしいのです。
なぜ、デザインまであがっているのにサイトが完成しないのでしょうか。
リニューアルに必要な素材集めは負担が多い
自社サイトの制作をしたことがある会社さんは経験があると思いますが、WEBサイトの制作をお願いすると、写真と文章が入っていないデザインカンプが渡されます。
どんなサイトにするかを打合せするといってもデザインはすでにできていて、中身に何を入れるかの打合せ…というか、用意して!という依頼だった!ということはよくある話。
サイト制作といっても、実際お願いしているのはコーディングの部分だけで、素材の準備という一番大変な部分は自社で行わなくてはいけません。
今回のリニューアルも例に漏れず、中身に何をいれるかの打合せで、写真と文章を準備するのは依頼者であるお客様のお仕事です。
「一番大変」と書きましたが、この写真と文章の準備を日々の業務に加えて行うにはかなり負担が重いのです。
読書感想文を夏休みの最後の日まで残してしまった経験はありませんか?
読書感想文は原稿用紙3枚なら1200字ですが、WEBサイトの場合1ページの文章は最低でも2000文字以上が推奨されます。
それをページ数分というと結構な量!
そしてトップページに各ページの紹介を載せるなら、200文字程度の紹介文がページ数分必要となります。
写真については、建築業という特性上、掲載したい内容の現場が今動いているかは運次第。
掲載したい工事があっても写真がないし撮りにもいけない…ということがよくあります。
WEB集客の成果をあげるには「継続」が必要だった
いざサイトリニューアルだ!と一度にやってしまおうとすると負担が大きもの。
リニューアルにしても運用にしても、日々の業務に支障がない範囲で続けられることを探すのがオススメです。
日々の業務に組み込むことで継続が可能となり、また現場の状況に左右されずに進めることができます。
リニューアルにもブログ更新にも使える写真撮影
その中でも一番のオススメは写真を撮ること!
記録も兼ねて現場の写真を撮っておけば、施工事例やブログとして掲載したり、サイト制作時の素材として活用できます。
現場に行ったら写真を撮ることを習慣化してしまえば、カメラマンを手配する費用もいりませんし、写真がほしいときに現場が動いていない…ということもなくなります。
業務日報を書いているなら活用しない手はない!
現場に出向く施工管理さんも、行かない事務員さんも簡単でいいので業務日報を書くこともオススメです。
自社で執筆せずにライターさんを手配したとしても、自社の現場を知るのは従業員さんだけです。
せっかくホームページに載せるなら、臨場感が溢れるナマの声が一番!
ブログとしてそのまま掲載するのもありですし、サイト制作時に載せる事例を検討するのにも役立ちます。
WEBサイトを作るために本当に必要なのは戦略
ところで、WEBサイトのデザインってどう決めると思いますか?
冒頭の会社さんのサイトリニューアルでは、デザインカンプがすでに準備されていました。
WEB制作というと、あらかじめおおよそのデザインが決められていて、その中から自社に合ったものを選ぶ、もしくは提案されることが主流となっているようですが、制作に数百万かかるサイトがあるのです!
アンビリカルがディレクションに参加すると流れが変わる
私は、アンビリカルに入社して500万円かけて制作するサイトが存在することを初めて知りました!
できあがるのはWEBサイトでしょ?何がそんなに違うの?と思っていたのですが、そもそも制作の流れが全く異なるらしいのです。
まず、販売戦略をたて、それに合ったターゲットを決める。
ターゲットといっても、「30~40代女性」といったざっくりしたものではなく、どんな趣味か、大切にしている価値観は何かなど人物像が浮かび上がるようなターゲット像を決めます。
そして、そのターゲットが求める情報や購入を後押しする内容を掲載し、好みにあったサイトにデザインする。
それがお高いサイトの正体でした。
サイト制作費が単にコーディングする作るための費用ではなく、売るために必要な要素が戦略をはじめ、すべて盛り込まれているので、いったいどれほどの集客効果が見込めるだろうとワクワクしませんか?
「リニューアルできる仕組み」と「集客できるしくみ」両方提供するのがサービスの本質
さすがに500万円のWEBサイトを制作するのはハードルが高いですが、どんなWEBサイトでもサイト完成というゴールへ到達することと、集客戦略を活用することができます!
集客戦略というと小難しい感じがしますが、これがあるとないとでは大違い!
問い合わせ件数だけでなく、問い合わせ内容を左右する大事な部分です。
冒頭の会社さんもリニューアルを決める前に、ご相談いただけたら全く違う流れでサイト制作を行ったかもしれません。
さて、ここからサイトリニューアルが「成功」へ向かう道に進んでいけるかは、社長の腕の見せどころですね!
ホームページをリニューアルしたいな…と思ったら、継続して素材集めをすること、そして戦略を描くことを、是非思い出してみてください!
効果を生む素敵なサイトリニューアルが実現できますように!