こんにちは、建築業に特化した集客のサポートを行っているアンビリカルの新人カワモトです。
WEB業界も建築業界も全くの未経験だった私が、WEBコンサルティングのお仕事を通して得た、今まで知らなかったWEB集客のことや、あっと衝撃を受けたことを発信しています。
この度、建築業のお客様より新たに自社ホームページ内のブログ記事の執筆のご依頼をいただきました。
今回は、弊社所属のインテリア専門ライターとWEBコンサルタントとで行った、社内の打ち合わせ風景をお伝えします。
ブログ記事執筆の打ち合わせは、まるでリフォームの打ち合わせだった
ブログ記事の執筆の打ち合わせなので「何を書くか」の打ち合わせだと思っていた私。
ところが、始まった会話はクライアントの既存のホームページに掲載された施工事例の写真についてでした。
施工事例の写真を見ながら、コンサルタントとライターは、「このシンクは〇〇のメーカーのだよね!」「〇〇ってキッチンもやっていたっけ?」「最近流行りの設備を設置するなら、電圧とスペースさえあればいけるよね!」と、楽しそうにインテリアの話をしています。
中々、執筆の「し」の字も出てきません。
建築業を営むクライアントがどんなインテリアを得意としているのか、どんなお客様に向けた施工を行ってきたかを、施工事例から読み取っていきます。
実は、施工事例から「読み取っていた」と私が認識したのは、この記事を書こうとコンサルタントと話していた時のこと。
打ち合わせの場では、ただただインテリア好きな2人が楽しそうに会話しているようにしか見えなかったのです。
それは、新しいキッチンにリフォームしようとしている奥様が、こんなスタイルも可愛い!とはしゃいでいるようなワクワク感と同じように感じました。
建築業の経験がない一般人の私が受けた衝撃
建築業に携わったことがない人、例えばリスティング広告屋さんとか、ライターさんとか、建築業ではない一般の人というのはどれくらいインテリアに詳しいものでしょうか。
私は、建築業未経験ですが、施工事例の写真を見せていただくととても素敵!とワクワクした気持ちになります。建築の知識は置いておいたとしても、素敵な空間が好き!という気持ちは人一倍!
クラウドソーシングでもライターのお仕事は多く募集があるし、好きな気持ちがあればライティングって意外に容易にできるのでは?UMbilicalに入るまではそう思っていました。
しかし、このブログ記事の執筆打ち合わせに参加して、そんな思いは180度変わることになります。
たった数枚の施工事例の写真から、ライターとコンサルタントが読み取る情報量の多さにとにかく驚いたのです。
ど素人の私がただ「素敵!」という感想で終わるところ、目の前にいるライターは、もちろんただ「素敵」で終わらず、日常会話のレベル感で洗面ボールの品番まで語り始めそうな勢いです。
このキッチンはオーダーだとか、開口部の作りが特徴的など、日頃から建築に関わっているからこそ着目できる視点とそこから出て来る知識の広さと深さに、桁違いなレベルの差をまざまざと感じました。
建築業の人間としてユーザーと関わってきた経験がある凄さ
UMbilicalの建築関係の記事を執筆するライターは、そのほとんどが建築業出身者です。
インテリアプランナーや建築士としてユーザーと関わってきた経験があります。
しかし、弊社UMbilicalが重視しているのは、資格でも知識量の多さではありません。
衣食住という言葉があるように、住宅やインテリアは普段の生活に深く関わっているので必然的に詳しい人も多く、また身近に感じる題材となるため、ライターの募集をすると多くの応募が来ます。
きっと自社でライターを手配した経験がある方は、応募が少なすぎてライターを手配できなかった、なんてことはなかったはずです。
しかしながら、ユーザーが求めているものをイメージできたり、建築業のクライアントの魅力を発掘して様々な角度からアピールできるかは、知識量や保有している資格とイコールではありません。
単純に建築に詳しいだけではなく、「このアイテムはこういう方に喜ばれるだろう」「だったら比較としてこういうプランを並べてあげたらどうか」のように、ユーザーの視点をもって「集客」に繋げられるかは建築業のスキルとは全く異なるものです。
ライターの仕事は文章を書くことだと思われがちですが、文章はあくまでツール。
書くことをゴールとせずに、「ユーザーがもとめているもの」という視点、そしてそれを集客につなげるには、建築業の担い手として多くのユーザーと関わってきた経験がそのまま活かされます。
執筆の打ち合わせでは「このデザインが好きだったらこっちの事例もどうだろう?」「この事例だったら切り口を変えてもうひと記事書いても面白いんじゃない?」という話が次々と出てきます。
そんな話を聞いて、建築業未経験の一般人な私は、まるでショールームでプランナーに素敵な提案を沢山もらって浮かれるユーザーの気分です。
ブログ記事執筆の打ち合わせに参加していただけなのに、どんどんリフォームしたくなってくるのでもう怖いくらいの心持ちです。
だから集客のお手伝いをするUMbilicalのライターは、建築業経験者が多いんだと身をもって納得したのでした。
インターネット集客に疲れたなら自社の強みを見つめ直すいい機会
インターネットで検索することが当たり前になり、何でも価格比較が容易になっている昨今、多くの業界で比較サイトが作られるようになりました。
もちろん建築業会も例外ではありません。
価格比較サイトや無料で始められるSNSのように、自社を多くの人に知ってもらう機会と、ユーザーに直接アプローチする機会は増えましたが、同時に価格だけで比較され受注が取りづらかったり、受注できても利益が薄く疲弊してしまっている会社さんも多くいらっしゃいます。
やはり、そこから抜け出すために必要なものは個性的な「魅力」!
オンリーワンの魅力をアピールできれば、価格で勝負せずとも、あなたに施工してほしい!と言ってもらえること間違いなしです。
工務店やリフォーム会社のオンリーワンといえる魅力や特徴とはいったい何なのか?
とはいえ、オンリーワンの魅力と言われても自分では中々見つけ難いもの。
まるで採用面接で、あなたの長所を教えてくださいと言われているような気持ちになります。
特殊な施工を行っていたり、他社では扱っていない設備の取り扱いがあったり、はたまた絶対に相見積もりで負けない安さがあれば…そんな風に思っているクライアントさんは多くいらっしゃいます。
しかし、何に魅力を感じるかは人それぞれです。
インテリア一つとっても、素材の質感にこだわりがある方、動線の取り方にこだわりがある方など、同じインテリアが好きだったとしてもお気に入りポイントは人それぞれ。
特殊な施工も希少価値がある部材も必要ありません。
自分では気づかない普段当たり前にお客様にしていることこそが、実は他社には負けない魅力となる。ユーザーが求めている魅力は実は身近にあるのです。
例えば、安さに魅力を感じる人に刺さる魅力を伝えようと思ったら、単純に安さだけではなく、値段に対しての質の良さだったり、ランニングコストの安さなどを伝えるかもしれません。
逆を言うと、コスパの良さなどの費用面の魅力を謳うと安さを求めるユーザーが集まりやすくなります。
ターゲットを決めてアピールする題材を決めることができるなら、逆も然り。
すでに自社にあるものから、届けたいユーザーを決めることも可能なのです。
そのために必要なことは、ずばり「見せ方」です。同じ施工事例でも、どう伝えるかによって集まるユーザーが変わってきます。
ユーザーと関わってきた経験が「魅力の発掘」の最大の武器となる
UMbilicalでは、たった数枚の施工事例の写真からでも多くのアピールポイントが出てきます。
それは、弊社コンサルタントを含めUMbilicalがユーザーと関わってきた経験を活かす風土があるからこそ。
弊社代表の山口はリフォーム会社の内部でWEB集客をしていたという、WEBコンサルタントとしては異色の経験があります。
集客のためには現場を知らなくては!とスーツで現場に出向き、時にはそのまま解体作業をして革靴を潰し、施工管理から現場の声を聞いたり、実際に工事台帳の作成をしてみたりと、普通のWEBコンサルタントをしていたら絶対にしなかったであろう経験をした、建築の現場を肌で知る人間です。
現場を肌で知るからこそ、より実態に即したユーザー目線で、今、既にある魅力を顕在化し、その魅力が刺さる人へと届けることができるのだと思います。
リフォーム業のWEB運用は、「お客様のワクワクを掻き立てる」を目標に
趣味で使うものだったり、好きなブランドの洋服やカバンだったり、「高いんだよな~、けど欲しいんだよな~」と悩んだ経験がきっと誰しもあると思います。
好きなものは見ているだけでワクワクして、お財布事情より欲しい気持ちが先行してしまう…
住まいも多くの人にとって、素敵だなーとワクワクするもののひとつです。
ただし、ワクワクを伝えることが、インテリアの楽しさを伝えることで終わってしまったら本末転倒です。
アンビリカルのライターは住まいへの愛があるだけではなく、集客の視点を兼ね備えてる。そんな実感が湧いた打ち合わせでした。
アンビリカルは洗面化粧台のタイルだけでブログ記事が1本書ける!というほど建築が好きな人が集まる集団でありながら、ただ「好き」で終わらない「集客」の視点をもったプロ集団です。
一緒にお客様がワクワクする魅力を発掘してみませんか?