こんにちは、建築業に特化した集客のサポートを行っているアンビリカルの新人カワモトです。
WEB業界も建築業界も全くの未経験だった私が、WEBコンサルティングのお仕事を通して得た、今まで知らなかったWEB集客のことや、あっと衝撃を受けたことを発信しています。
あっと目を惹くデザインが得意というわけでもないし、他社にはない特徴的な設備を取り扱っているわけでもない…
そしてとにかく競合が多い…
今回は、そんな皆さんがかかえているお悩みの解決方法を語ります!
目を惹くような機能的な家だったら売りやすいのか
先日メディアで、最新の断熱材を使ったパッシブハウスを見かけました。
今年は光熱費も値上がりしているし、寒い冬に快適に過ごせそうな魅力的な施工です!
という話をしていたら社長がひとこと。
「こういうのは、わーすごい!ってなって値段見て帰っていくんだよ」というではありませんか。
どうやら、ただ性能やデザインを推して集客すると、興味を持つ人がたくさん集まってくるものの、受注につながりにくいそうなんです!
じゃあ、いわゆる普通の家の方が売れるってこと?
というわけでもなく、サービスにはそれぞれ売るためのアピールの仕方があるのです。
それでは、普通の工務店が工事を受注するために必要な集客方法はなんでしょうか?
ユーザーの本質的なニーズは何なのか?建築業における共通点
家を新築したい、リフォームしたい!というユーザーは目に見えない不安をかかえています。
こんな生活がしたい!という期待感とは裏腹に、大きな買い物をする重圧感、人生に何度も買うものではないから満足する買い物にしたいけど専門的なことはわからないという不安があります。
近年はインターネットが普及した影響もあり、知識をもったユーザーが増えましたがやはりプロには敵いません。
任せられるプロが隣にいてくれた方が、インターネットで調べた情報より遥かに信頼できます。
そんな不安なユーザーに、この会社に頼んだら大丈夫だと安心感や、この人に頼んだら良い家になりそうと期待感を与えることが第一歩!
そのために必要なのは、どんな人がどんな仕事をしているかという人物像です!
豊富な実績より、誰がどんな想いをもってお客様へ対応しているかが、どこの会社に頼むのかの判断材料になります。
地域+施工のキーワードの大切さ
WEB集客をするなら地域も忘れてはいけない大事な要素です。
チラシは配る地域を指定できますが、インターネットは世界中どこからでもアクセスできます。
ところが、家は通販のように発送したり、物のように持ち運びできるものではないため地域はとても重要なんです。
ホームページに掲載するなら、どこの会社なのかがわかるとより成約が近づきます。
高い買い物だからこそアフターケアは皆さん気になるポイント。
何かあったらすぐに対応してくれそうという期待感を生むため、比較的近い会社を選ばれます。
建築業がホームページに掲載する内容はこれだ!
建築業がホームページ集客をするなら、掲載内容のメインは施工事例!
どんな家になるかイメージをもってもらえるためとても大切です。
先日、「失敗しないサイトリニューアルのために今日からできること」という記事にも書きましたが、もしホームページを更新できなくても写真だけは撮っておきましょう!
すぐに施工事例を更新できなくても、現場が動いているうちにしか写真は撮れません。
ビフォーアフター以外にも、現場作業中の写真もリアリティが出るのでおすすめです。
この会社に頼みたい!という決め手を持ってもらうには、ブログの更新がおすすめです。
ブログのネタは、会社のスタンスがわかるようにするとより効果が高まります。
内容は、業務日報のように今日は何をしたかでも大丈夫ですし、どんな想いをもって設計したか、お客様のお悩みにどんな提案をしたかなど、お客様へしたこととサービス提供側の気持ちなどが差別化に繋がります。
いつもしていることにこそ魅力が隠れている
集客しようと思うと、つい目を惹くようなものや、他社にないものを思い浮かべますが、いつもの業務の中にこそ魅力があります。
お客様は素人さんです。こんな施工がありますよとたくさん並べられるよりは、プロに自分に合ったものを提案してほしいというニーズが隠れています。
そして、皆さんいつものお仕事で当たり前にしていることも、実は一般ユーザーは知らないことが多いのです。
養生の仕方ひとつとっても、何のために養生しているのかなんて一般のユーザーは考える機会がそもそもないので、それを伝えることでお客様のお家を大切にしている姿勢を感じてもらえます。
お客様のニーズをヒアリングすることも、ご予算をお伺いすることも、現場を監督することも、下請けさんの選定も、そのひとつひとつに会社の基準や意味があると思います。
予算内でもできるかぎりのことをしたい、大事なお客様の工事だから業者選定は大切にしている。
その姿が、こんな人に任せたいという決め手に繋がります。